후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
第三章 戦闘の始め
一 敵の出現
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第三章 戦闘の始め
一 敵の出現
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イエスの最初の説教は「時は満てり、神の国は近づけり、汝ら悔い改めて福音を信ぜよ」ということであり、またその最初の奇蹟は穢れし霊に憑かれて悩まされていた人からその悪霊を追い出してやったことでありました。イエスは何らの屈託なく、きわめて自由に神の国の福音を宣べ、またこの福音を受けうるように人を助け給うたのであります。彼の言にも業にも、ガリラヤの湖を渡る春風の自然さがあった。彼は事ごとに他人に衝突するような、事を争うことを好む人ではなく、いわんや有名な人物に喧嘩をいどんで自己の売名をするような人ではありませんでした。しかし彼の権威ある教えと奇蹟とはたちまち世間の注意をひき、始めは「何をナザレの大工の子が」と見くびっていたパリサイ人も、ようやく「これは捨てておけない」と思うようになりました。彼らの悪意ある監視の目がイエスの言動の上に光るようになった。イエス・キリストの御生涯は戦闘の生涯でありましたが、その戦闘はイエス様の方からいどんだのではない。彼は平和の人でありました。しかし不真実な世界に真実の人間が来たる時、彼は自分でまっすぐに歩んでいるだけのことであるのに、世界は敵意をいだいて彼を眺める。