후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
付 最後の論戦に現われたるイエスの神観
1 葡萄園の譬話――歴史と神
議論に負け、学説でやり込められた者は、公明正大の太刀打ちではとてもかなわぬから、退いて卑劣な陰謀をめぐらし、イエスを滅ぼすことを謀ったのです、真理のための論戦に勝った者が、人生の敗北者となって十字架にかけられる、これはこれ、偽の世の法則であります。ああ花々しき宮の境内の大論戦! これがイエス様にとり「最後の」論戦となりました。客観的に見れば、御自身のために十字架を準備したものにほかならなかったのです。しかも議論では尽くし難き微妙なる真理が十字架によって確立せられたのです。その真理とは、すなわち愛です。
付 最後の論戦に現われたるイエスの神観
マルコ伝第十二章の論戦に現われたるところに従って、イエスの神観を考察してみよう。
1 葡萄園の譬話――歴史と神
葡萄園はイスラエルの国(国土および人民)、農夫は国民特にその指導者、葡萄園の所有主は神、僕は預言者、最後に遣わしたる愛子はキリスト、農夫より受け取る葡萄園の所得とは神の喜び給う正義公平の政治である。この葡萄園の譬話に対する最良の注解は、旧約の預言者に見いだされる。ことにイザヤ五の一―七、エレミヤ七の二五、一二の一〇、二五の四等を見よ。