후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
第六章 地方伝道
一 故郷訪問
信仰をもって見れば、現代には現代的形態において奇蹟の恩恵は充満しているのである。自分がキリストを信じて救われたというそのこと自体がすでに一つの奇蹟的事実ではないか。
第六章 地方伝道
一 故郷訪問
イエスが伝道を始められたころには、その一家はすでに故郷ナザレを引き払ってカペナウムに移住しており、ただイエスの姉妹は縁づいてナザレに住んでいたとみえる(六の三)。イエスはカペナウムを中心としてもよりの村々に神の国の福音を宣べ伝えておられたのですが(一の三八)、その間にも思いは幾度か故山に馳せたことでしょう、ヤイロの娘復活の事件の後、機を得てナザレ村を訪問せられました(六の一)。なつかしきふるさとの山河! 母の毎日水くんだ村はずれの井戸も、父とともに安息日ごとに坐した会堂も、昔のままだ。今彼はこの会堂に帰りきたって、新しき教えを宣べ始め給うたのです。胸中の感慨無量なるものがあったに相違ありません。
しかるに変わっていなかったものは会堂の建物だけではなかった。村の人々がイエス様を迎えた心持も昔のままでありました。イエスのなした奇蹟の評判はこの村にも届いていたし、今現に親しく彼の演説を聞いてその知恵と力とに多くの者は驚いたのです。