후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
第十六章 ゲッセマネ
一 途にて
イスカリオテのユダはいつの間にか一行から離れて、その姿は見えません。
第十六章 ゲッセマネ
一 途にて
過越の食事を滞りなくすまされ、夜ふけてからオリブ山に出て行かれたイエス様は、途で弟子たちにこういうことを言われた(ルカ伝二二の三四並びにヨハネ伝一三の三八では家の中にいる時に言われたようになっているが、いずれにしても過越の食事がすんでからゲッセマネの園に往かれる間のことです)、
汝ら皆つまずかん、それは「われ牧羊者を打たん、さらば羊、散るべし」と録されたるなり。されど我よみがえりて後、汝らに先だちてガリラヤに往かん。(一四の二七、二八)
これはゼカリヤ書一三の七を引用せられたのです。それにしても異なる御言葉を承るものかな。例の気象のペテロは言下に、
たとい皆つまずくとも我はしからじ。
と、勢い込んでお答えした。しかしイエス様は彼の抗議を抑えて、
まことに汝に告ぐ、今日この夜、鶏ふたたび鳴く前に、汝三たび我を否むべし。
と、厳かに言われたものですから、ペテロは非常に興奮し、前よりもさらに力をこめて、
われ汝とともに死ぬべきことありとも汝を否まず。
と、言い張りました。