후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
三 ピリポ・カイザリヤ
1 大瀑のひびき
いかに弟子たちが鈍くてもかかることはありえない、と言う者があります。しかし一度や二度で信仰がわかってしまうなら、世の中はもっと簡単です。かかる鈍い弟子たちを、長くかかって、しかり十字架と復活の後までかかって、完き信仰に導き給うたのがすなわちイエスの愛なのです)
三 ピリポ・カイザリヤ
1 大瀑のひびき
イエスは弟子たちを連れて、ベッサイダからまた北に上り、ピリポ・カイザリヤに来られました。これは国守ピリポの領内で、テラコニテの名邑であります。ガリラヤの海から北へ十里余、地中海の海抜一千二百六十尺、ガリラヤ湖の水面より高きこと約二千尺の山地で、背後には雪を戴くヘルモンの峰そびえ、樹木鬱蒼として、水清き仙郷でありました。ことに清冽豊富なるヨルダン川の水源でありまして、瀑あり淵あり、急湍あり洞窟あり、大瀑のひびきによりて淵々呼び応え、波は波を乗り越えてゆく壮観を呈しました。その洞窟の一つに、ギリシャの神パンを祀る宮がありました。それでこの町の旧名はパネアスと呼ばれたのです。
紀元前二〇年ヘロデ大王がテラコニテ州をローマ皇帝アウグスタスから領地として受け、これに対する感謝のしるしとしてアウグスタス帝を祀る社をこの地に建てました。