일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

三 血漏の女

蛇は呪いであり、豚は穢れです。モーセの蛇によって十字架を連想するごとく、ゲラセネの豚によっても私どもは十字架の呪いを思います。イエスは我々からレギヨンともいうべき多数の穢れし霊に「出でよ」と命じ給うた。穢れし霊はその入るべきからだを求めた。これに対しイエスは言い給うた「わが身に入れ」と。その結果我々は劇しき痙攣苦痛なくして救われたが、イエスの身は呪いとなって、一たび陰府の底深く沈み給うたのです。

イエスがこういうことを意識して豚の一件を起こされたというのではありません。しかしイエスの死を仰ぐ私どもは、十字架による贖罪の象徴をこの事件の中に見るのです。

三 血漏の女

休養のために渡ったゲラセネの地ではからずもレギヨン氏との遭遇事件がありましたが、愛をもって一人の人間を救われたことは無為の休息以上に善き休養でありました。二千匹の豚が断崖を駆け下って、ザンブザンブと音を立てながら湖水にとび込む壮観は、レギヨン氏救済の凱歌の伴奏でありました。旧のレギヨン氏はいまや「衣服を着け、たしかなる心にて」、己になし給いしイエスの憐憫を言いひろめるためにいそいそと出かけてゆく。