일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

というふうに譬話をすれば、「おや」と思って聞き耳をそばだて、そのお話についてゆける。

お話につつまれた真理は

低い戸口から入る

とテニスンが歌ったごとく、無学の大衆にも譬話の形で大切な真理がわからせられるのです。

少し物事のわかる人、教養のある人々は譬話を聞いて、「まさか世間話でもあるまい。あれには何か深い意味があるのだろう」と考える。彼らは真理をありのままに聞くと、早合点をしてすぐにわかってしまったように思い、聞いた真理の言が心の底に届かないで、右の耳から左の耳に抜けてしまいやすい。しかるに譬話を聞けば何だかわかったようなわからないような感じが残って、幾度もその言を思い出しては心に考え、ついにその意味を深く悟ることができるであろう。

聴衆の中にはまたイエスの教えに対し冷笑的な態度の者もいたでしょう。かかる人に対して神の国の福音をありのままに語るのは豚に真珠を投げ与えるようなもので、神の言の権威を軽んずることになる。神の国の真理は貴重なものですから、謹んでこれを宣べなければならず、また聞く者も畏んで聞かなければなりません。冷やかし半分の心をもつ連中に対して、時と所を考えずに神の国の福音をむき出しに語るのは、福音の権威を害することであり、また聞く者の救いにもならない。