후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
二
「瀘水の岸から百里ほど退陣せよ。して各隊は、高所、或いは林中など、眠るによく、居るに涼しい地を選んで幕営を張れ。敢えて、戦いに焦躁するな。しばらく人馬を休め、病にかからぬよう、身の強健にもっぱら努めておるがいい」
二
こういう時、参軍の呂凱は大いに役に立った。かねて孔明の手に献じてある「南方指掌図」に依って、地理を按じ、各部隊のために滞陣の地を選定した。
各部将は、それぞれの位置に、陣小屋を構え、椰子の葉を葺いて屋根とし、芭蕉を敷いて褥とし、毎日の炎天をしのいでいた。
監軍の蒋は、一日孔明に向ってこういった。
「山に依り、林にそい、蜿蜒十数里にわたるこの陣取りは、かつて先帝が呉の陸遜に敗られたときの布陣とさながらよく似ています。もし敵が瀘水を渡って火攻めをして来たら防ぎはつきますまい」
「然り、然り」と孔明は否定もせずただ笑って――
「この渫陣の形は、決して善いと思っているわけでもないが、さりとて何の計がないわけでもない。まあ推移を見ておれ」
ところへ蜀の都から、傷病兵のために多くの薬種と糧米とを輸送して来た。指揮官には誰がついてきたかと訊ねると、
「馬岱とその部下三千名が任に当って参りました」