후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
二
あえぎあえぎ水のながれまで来てみれば、まっ先に徐晃が馬を立てて、
「ひとりも渡すな」
と、手落ちなき、殲滅陣をめぐらしている。
今は挽回の工夫もない。全面的な敗北だ。関平と廖化はやむなく樊城へ奔った。そして関羽の前へ出るや、
「面目もありません」
と、拳で悲涙を拭った。
「兵家の常だ」
関羽は叱らなかった。けれど関平が荊州方面の噂を告げると、
「ばかな!」と叱って――「陸口の将は小児、烽火台の備えもあるし、荊州の守りは泰山の安きにある。そちまでが敵の流言に乗せられてどうするか」
と、語気あらく戒めた。
二
曹操の中軍も、徐晃の先鋒も、目ざましく進出した。何十万とも知れぬ大軍はいまや山野に満ちてひたひたと関羽の陣に迫っている。
「見えたるか、徐晃」
関羽が左の臂の矢瘡は、いまは全く癒えたかに見えるが、その手に偃月の大青龍刀を握るのは、病後久しぶりであった。
「徐晃はお避けなさい」
関平は諫めたが、何の――と関羽は長髯を横に振って、
「徐晃はむかしの友だ。一言申し聞かせて、われ未だ老いず――を見せ示しておかねばならん」
いよいよ、両陣の相接した日、関羽は馬を出して徐晃と出会った。