일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

草を刈る

一

ここに登って彼は城内をうかがった。城兵の部署隊伍は整然としていて甚だ立派だ。張飛は、声の大きな部下を選んで、ここからさまざまな悪口を城中へ放送させた。

けれど、城の者は、一人も出てこないし、相手にもならない。

誘いの兵を少しばかり近づかせて、偽って逃げる態をなし、城兵が追ってきたら、たちまちこれを捕捉し、またそこの門から一気に突入しようなどという計画も行ってみたが、

「彼の戦法は、まるで児童の戦遊び、抱腹絶倒に値する」

と、厳顔は、一笑のもとに、その足掻を見ているだけで、張飛の策にはてんで乗ってこないのであった。

草を刈る

一

百計も尽きたときに、苦悩の果てが一計を生む。人生、いつの場合も同じである。

張飛は、一策を案出した。

「集まれ」

七、八百の兵をならべて命じた。

「貴様たちはこれから鎌を持って山路を尋ね、馬糧の草を刈ってこい。なるべく巴城の裏山に面した所の奥深い山の草を刈って参れ」

鎌をたずさえた草刈り部隊は、おのおの、城の裏山へ分け入った。

次の日も、次の日も、草刈り隊はさかんに草を本隊へ運んだ。城中の厳顔は、これを知って、

「はて、張飛のやつ、何のつもりで、にわかに山の草を刈りだしたのか?」