일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

鬢糸の雪

一

ふたりは槍を揃え、

「帰さぬぞよ、小童」と、関平を挟撃した。

けれど関平の勇は、徐商を追い、呂建を斬り立て、かえって彼らをあわてさせた。そして遂に逃げ走る二人を追いかけ追いかけ、十余里も追撃した。

すると全く予測していなかった方面から、一彪の軍馬が旋風となって側面へかかって来た。そして一人の大将が、

「知らずや関平。荊州はすでに呉の孫権に奪られておるぞ。――汝、家なき敗将の小伜。何を目あてに、なお戦場をまごまごしておるかっ」と、罵った。

それが真の徐晃であった。

鬢糸の雪

一

「えっ、荊州が陥ちた?」

関平は戦う気も萎え、徐晃をすてて一散に引っ返した。混乱するあたまの中で、

「ほんとだろうか? まさか?」

と、わくわく思い迷った。

そして堰城近くまで駈けてくると、こはいかに城は濛々と黒煙を噴いている。そして炎の下から蜘蛛の子のように逃げ分かれてくる味方の兵に問えば、

「いつのまにか搦手へ迫ってきた徐晃の手勢が、火焔を漲らして攻め込んだ」と、口々にいう。

「さては今日の戦こそ、彼の思うつぼにはまった味方の拙戦であったか」

地だんだ踏んで叫んだが、事すでに及ばない。