후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
三
彼は馬を向け直した。そしてにわかに全軍へ向って、
「もどれ。もどれっ。道をかえて、ほかから越えろ」
と、鞭をさしあげて振った。
その鞭こそ、彼自身、死を呼ぶ合図となってしまった。
突然、峰谷も崩るるばかり石砲や火箭の轟きがこだました。
「あっ」
身をかくす隙もあらばこそ、矢風の中にいなないた彼の白馬はたちまち紅に染まり、雨よりしげき乱箭の下に、あわれむべし鳳雛先生――※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統は、稀世の雄才をむなしく抱いて、白馬とともに斃れ死んだ。時、年まだ三十六歳の若さだった。
三
蜀の張任は、白馬の主を、玄徳とばかり思いこんでいたので、絶壁の上から遠く※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統の死を見とどけると、
「敵の総帥は射止めたぞ。すでに首将を失った荊州の残兵ども一兵ものこさず蹴ちらして谷を埋めよ」と、歓喜して号令した。
山もゆるがす勝鬨をあげながら蜀兵はうろたえ惑う※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統軍へ喚きかかった。何かはたまるべき、荊州の兵は、釜中の魚みたいにただ逃げ争って蜀兵の殺戮にたいし、手向う意志も失っていた。