후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
その出発があまり急であったため、弟子たちは食糧を携えることを忘れ、舟にはパンがただ一つあるだけであった(八の一二―一四)。
舟が湖上にすべり出た後、イエス様は弟子たちに訓戒を与えておられましたが、その一節に「慎みてパリサイ人のパンだねと、ヘロデのパンだねとに心せよ」との御言があった。弟子たちは顔見合わせて、これはパンを忘れて来たことを叱られたのだと話し合った。それを聞いてイエスは言われました、「そんなことじゃないよ。五つのパンで五千人を養った時も、七つのパンで四千人を養った時も、食い余ってたくさん残りがあったではないか。舟の中にパン一つあれば、それでたくさんだ。私を信じさえすれば、パンに窮することはない。パンが問題ではない。その、信じさえすればということが問題なのだよ。汝らの信仰にパリサイ人のパンだねやヘロデのパンだねを入れてはいけない。ちょっとでも入れば、信仰全体が膨れ上がってしまう。注意しなければいけないよ」(八の一五―二一)。
パリサイ人のパンだねとは、独善主義の形式的な偽善です。宗教熱心はよいけれども、パリサイ人の固陋はいけない。ヘロデのパンだねとは権勢に迎合して一身の安きを計る此世的精神です。