후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
第十章 エルサレムに向かう
一 ガリラヤを過ぐ
1 決死行
まことにヘルモン山の数日は神の子としてのイエスの本質並びに神の国の理想を現実的に示したるものでありまして、伝道の始めにおけるヨルダン川の洗礼、並びに後エルサレムにて十字架につき給う時と相並んで、イエスの生涯における最高峰の御経験でありました。
第十章 エルサレムに向かう
一 ガリラヤを過ぐ
1 決死行
ヘルモン山を下りたイエスは、異邦テラコニテの地方を去り、決然ヨルダン川を西に渡ってガリラヤに入り給うた。しかしこれは御自分の郷里に落ち着くためではありません。一路邁進、エルサレムに向かわれるためでありました。
エルサレムでは近く、年一回の過越の大祭が行なわれようとしていました。――ユダヤ全国から多数の国民が、この祭りのために上るであろう。今まで説いて聴かれなかった悔い改めの教えを、今一度この機会に国民大衆に訴えよう。幸いにして彼らがこの最後の機会において我に聴き従えば、イスラエルは救われ、神の国は成るであろう。
しかし、おそらく彼らは聴き従わないであろう。のみならず、常に嫉妬と敵意とに満ちてわが生命をさえ求むる祭司長、学者、パリサイの徒、ヘロデの党など、偽の指導者階級はとうてい我を黙認しないであろう。