후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
四 ゲッセマネの祈りの意味
このおもしろい小品的挿話はマルコ伝にだけあります。したがってこの著者はマルコ自身で、この小話はマルコの描いたイエスの肖像画のサインである、マルコ伝著者の署名である、などと想像する人もあります。
四 ゲッセマネの祈りの意味
イエス様ともあろうお方が、かねて覚悟していた最後の時が迫った時、胸は破鐘を打つように驚き騒ぎ、そのあとで喪神したようになって悲しむなどとはあまりに女々しいではないか。今となってこの時の己より過ぎ往かんこと、この酒杯の己より取り去られんことを祈り求めるなどとはあまりに弱いではないか。――そう人々はいぶかるでしょう。しかりです、イエスは弱い人でありました。彼は泰然自若として死を迎える型の豪傑ではありません。神経の鈍感な人間か、あるいは感情を不自然に抑える人ならば、泰然として死に就くでしょう。しかしイエスはあくまで純な、自然な、人間らしい人間の感覚をもって生きた人です。彼は死を恐れました。だから我々死を恐れる人間を助けうるのです。「わが心いたく憂いて死ぬるばかりなり」というような柔軟な、敏感な心であって、始めて我々の苦しみをともに苦しみ、我々の悲しみをともに悲しんで下さることができるのです。