후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
往古神はアブラハムを試みて、約束の子イサクを燔祭の犠牲として要求し給うた。しかしアブラハムが信仰によってイサクを献げようとした時、神は代わりの牡羊を備えて、最後の一瞬にイサクを助け給うたではないか。
また神はエジプトのパロの心を頑にして、モーセの数度の努力にかかわらず、イスラエルに苦難を与え給うた。しかし最後には神みずから出動し給うて、イスラエル人の家を過ぎ越しつつエジプト人を撃ち、もってイスラエルを救出し給うたでないか。
もし神がわが父であり、我が神の子であるならば、神は最後の一瞬において我の捕えられることを阻み給うはずであるまいか。この時を我より過ぎ往かせ、この酒杯を我より取り去り給うはずであるまいか。
「汝もし神の子ならば――」、ゲッセマネの園の苦悶の中心問題はこれでありました。伝道の初め、曠野にて四十日四十夜サタンに試みられた時も、これが誘惑の中心であった(マタイ四の一―一一)。いまや彼の伝道が失敗をもって最後の幕を引かんとする刹那、この同じサタンの声が、イエスの人間としての弱さに乗じて、突然驚くべき力をもって回帰したのです。イエスがゾッとして失神せんばかりに驚き悲しまれたのも、当然です。