후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
劉封はそう云い捨てて奥へ逃げてしまった。
廖化はさらに孟達へ面会を求めたが、仮病をつかってどうしても会わない。彼は地だんだ踏んで上庸を去った。そして罵り罵り馬に鞭打って、はるか成都へさして馳けた。千山万水、道はいかに遠くても、この上は漢中王へ直々に救いを仰ぐしかないと決意したからである。
× × ×
麦城は日に日に衰色を示した。関羽、関平以下五百の将士は首を長くして、
「きょうか、明日か」
と廖化の帰りを待ち、援軍の旗を待っていたが、折々、空をゆく渡り鳥の群れしか見えなかった。
糧も尽き、心も疲れ、人馬ともに生色なく、墓場にも似た古城の内にただ草ばかり伸びてゆく。
関羽は幽暗な一室に瞑目していた。趙累が前にひれ伏して、
「城中の運命はもうここ旦夕のうちです。如何にせばよいでしょうか」
「ただよく守れ。最後まで」
関羽は一言しかいわなかった。
時に。――城門をたたく者があった。呉の督軍参謀でまた蜀の孔明が兄でもあるという。すなわち諸葛瑾だった。
「まことにお久し振りでした」
瑾は関羽に会うと、呉侯の胸として伝えた。
「時務を知るは名将の活眼。