후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
二
玄徳は、直ちに彭義の逮捕を命じ、獄へ下して、なお余類を拷問にかけて調べた。
彭義は大いに後悔して、獄中から悔悟の書を孔明へ送り、どうか助けてくれと、彼の憐愍に訴えた。玄徳もその陳情を見て、
「軍師どうするか」と半ば、心を動かされた風であるが、孔明は冷然と、顔を振って、
「かかる愚痴は狂人の言と見ておかねばなりません。叛骨ある者は、一時恩を感じても、後またかならず叛骨をあらわしますから」
と、かえって急に断を下し、その夜、彭義に死を与えた。
彭義が誅されたことによって、遠隔の地にある孟達も、さてはと、身に危急を感じだした。彼にはもともと、離反の心があったものとみえ、その部下、申耽と申儀の兄弟は、
「魏へ走れば、曹丕が重く用いてくれるに違いありません」と、主に投降をすすめ、同じ城にいる劉封にも告げず、わずか五、六十騎を連れて夜中、脱走してしまった。
二
劉封は夜が明けてから孟達の脱走を聞いたが、なお信じきれない顔して、
「彼の部下はそっくり残っているし、昨日も変った容子はなかった。狩猟にでも出かけたのだろう」
と、左右の臣が、不審な実証をあげても、まさか? とのみで悠々としていた。