후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
二
、第3水準1-92-6)はなお面を冒して云った。
「そうです。さきに呉が蜀軍に圧されて敗退をつづけていた時ならば、魏が呉を侵すには絶好なつけ目であったに相違ございません。しかるにいまは形勢まったく逆転して、陸遜は全面的に蜀を破り、呉は鋭気日頃に百倍して、まさに不敗の強味を誇っております。故に、今では呉へ当り難く、当るは不利だと申しあげたわけであります」
「もういうな。御林の兵はすでに呉の境へ出ておる。朕の心もすでに定まっておるものを」
曹丕は耳もかさなかった。そして三路の大軍を補強して、さらに、彼自身、督戦に向った。
一面蜀を打ち、一面魏を迎え、この間、神速円転、用兵の妙を極めた陸遜の指揮のために、呉は何らのうろたえもなく、堂々、三道の魏軍に接して、よく防ぎよく戦った。
就中。――呉にとってもっとも枢要な防禦線は、主都建業に近い濡須の一城であった。
魏は、この攻め口に、曹仁をさしむけ、曹仁は配下の大将王双と諸葛虔に五万余騎をさずけて、濡須を囲ませた。
「ここだに陥とせば、敵府建業の中核へ、まさに匕首を刺すものである。全軍それ励めよ。大功を立つるは今ぞ」