후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
二
「いやいやご免です。富貴を望むくらいならこんな谷住いはしません」
と、孟節は手を振った。彼の名は孟節というのであった。
二
帰路、孔明は嗟嘆して止まなかった。未開の蛮地にも、隠れた者のうちには、孟節のような人物もあるかと、今さらのように、「人有ル所ニ人ナク、人ナキ所ニ人有リ」の感を深うした。
かくて三軍は百難を克服して、ようやく目ざす洞界に近づいたが、なおしばしば困難したのは、飲料水を得ることだった。時には二十余丈の岩盤を掘り下げたり、或いは一水を得るために、千仭の谿谷へ水汲みの決死隊を募って汲ませたこともある。
途中、千箇の水桶を造らせて、雨が降ればこれに蓄え、牛馬の背にのせて大切に持って進んだ。そのほかの衣食もようやく遠征の窮乏を加え、困難言語に絶するものがあった。
しかし孜々営々、この大遠征軍は、やがて遂に、禿龍洞の地へ入った。そして洞界の一方に陣し、しばし兵馬に良き水を飲ませ、野営の幕舎をつらねて動かなかった。
――と見せつつ実は、関索、王平、魏延などの幾隊かはすでに正面の敵地を措いて、その隣接地方へ迂回進撃していた。これがどういう目標を持つ作戦であるかは孔明のほか知ることはできなかったが、すでにその方面の功を上げて、幾組もの酋長や部族がここへ生捕られてきた。