일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

彼は新手の大軍、魏延の隊は小勢でもあったが、蛮軍は喊声をあげ、その猛威は、完全に昨日の気勢を盛り返していた。

のみならず、序戦まず驚いたのは、蜀軍の射る矢が一つも功を奏さないことだった。あたってもあたっても矢は敵兵の体からはね返ってしまう。

白兵戦となっても、彼の五体には、刀がとおらない。その自信もあるので藤甲軍の士気は猛烈で、噛みつくように蛮刀を揮ってくる。

蜀兵はたちまち斬り立てられ追い立てられて、総潰乱を起した。

「ひとまず退け」

角笛を吹き鳴らして、兀突骨は悠々兵を引きあげた。孟獲よりも兵法を知る者だった。

その帰るや、江を渡って行くのに、藤甲の兵はみな流れに身を浮かせて、あたかも水馬の群れが泳ぐようにやすやすと対岸へ上がって行った。

中には暑いので、藤蔓の甲を脱ぎ、水に浮かせて、その上に坐って渡ってゆく兵などもある。

魏延は見て愕いた。ありのままを孔明に伝え、

「不思議な異蛮です」

と語ると、孔明も首をかしげていたが、やがて呂凱を呼び、

「どこの蛮国か」と訊ねた。

呂凱は地図を按じて後、

「さては烏戈国の藤甲軍でしょう。とても人倫をもって律せられない野蛮の兵です。