일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

三

一方、このことはすぐ冀城に聞えたので、馬超の怒りはいうまでもない。

「趙昂の子、趙月の首を刎ねて、血まつりにしろ」

一令、全軍を血ぶるいさせた。

徳、馬岱はすぐ発向した。馬超ももちろん猶予していない。殺気地を捲いて歴城へかけてきた。

するとあたかも白鷺の大群のような真白な軍隊が道を阻めて待っていた。見れば、姜叙、楊阜以下、すべて白い戦袍に白い旗をかかげて、

「亡主の仇馬超を討ち、もって泉下の霊をなぐさめん」

と、弔い合戦を決意した郷兵軍が、悲壮な陣を布いていたものであった。

「洒落くさい匹夫らめが」

馬超は一笑して、雪を蹴立つがごと、白色軍を蹴ちらし始めた。

三

馬超の勇は万夫不当だ。当然のように歴城の兵はふみつぶされてしまった。姜叙、楊阜もその敵ではなく、さんざんに敗れてひき退く。

しかし、祁山に陣していた尹奉と趙昂とは、

「このためにわれここにあり」

と、いわんばかり、突如、鼓をならして、馬超の側面へかかった。

姜叙、楊阜は急に取って返して、

「馬超、罠に落つ」

と、郷兵の士気をはげましつつ側面へ出た味方と呼応して挟撃のかたちをとった。

馬超の軍勢も一時は苦境に立った。