후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
彼と袂を分かって舟に乗られたイエス様は「おもしろかったね」と、弟子に話せられているように想像せられます。帰路は湖上も静かで、無事カペナウムに帰着せられたが、上陸するやいなや早くも大なる群衆に取り囲まれてしまいました。
そこへ会堂司ヤイロという人が来て、自分の小娘が危篤だから、早く来て手を置いて下さい、とせつにお願いした。群衆は我こそイエスのおそばに近寄ろうとひしめき合いながらついてきました(五の二一―二四)。
ここに十二年間血漏症を患い、多くの医者に多く苦しめられ、そのために財産を傾けてしまったけれども何のかいなく、病気は悪くなるばかりという一人の女が、遠方から来て群衆の中に混じっていましたが、人波をかきわけてひそかにイエスの後ろに寄り「その衣にだに触らば救われん」と独語を言いながら、イエスの衣に触りました(五の二五―二八)。マタイ伝九の二〇、ルカ伝八の四四には「御衣の総」とあります。ユダヤ人の上衣には四隅に総がつけてありました(民数紀略一五の三八、マタイ伝二三の五参照)。日本で言えば「羽織の紐にでも触れば」というところです。するとただちに女の一念が届いて、病根の全く癒えたのを直感しました。