일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

弟子たちの持ち出した食糧は五つのパンと二つの魚とでありましたが、イエスはこれを手に取り、食事の際家長のなす作法のとおり、天を仰いで祝福の祈りをなしてからこれを割き、順次分け与え給うた。十二弟子は立ってかいがいしく給仕しました。そしてすべての人が食い飽きた後、パンの余り、魚の残りを集めたのに、十二の籠に満ちるほどあった。食したる人数は男子だけ五千人というから、女子供をも加えればさらに多数でありました(六の三九―四四)。

イエスは五つのパン、二つの魚を物質的にふやして、大衆に食を供せられたのであろうか。あるいはイエス御一行の携えていたパンと魚とを率先して分配し給うたので、群衆も各自携帯していた食糧を差し出し、イエスがこれを一同に分配し給うたのであろうか。これは問題の重要点ではありません。物理的にせよ社会的にせよ、いずれにしてもその結果は奇蹟ではないか。

問題はここに行なわれた奇蹟の意味であります。季節は春、時は夕、丘は青草の香高く、坐するほとりに菫、蒲公英も咲いていたであろう。脚下には夕暮れのガリラヤ湖が、漣も立てずして鏡よりも静かである。群衆が五十人、百人と組になって、畝のごとくに並び坐している様は、かつて「神の国は、ある人、種を地に播くがごとし」