일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

ヘロデ大王の死後この地方の国守に任ぜられたその子ピリポは、アウグスタス帝の名誉のためにこの町を再建して町の名をカイザリヤと改称し、父ヘロデ大王が同じくアウグスタス帝を崇めるために建てた海岸のカイザリヤと区別するため、自己の名を冠してピリポ・カイザリヤと呼んだのです。こういうわけでこのピリポ・カイザリヤは、ギリシャの自然神たるパンの宮と、ローマの政治神たる皇帝を祀る社との在る純然たる異教の町でありました。

かかる町にイエスは来られ、巌をかんで流れる奔湍のそばに下り立ち給うたのです。ああ、はるばるも来たものだ。パリサイ人の悪意とヘロデの敵意とを避けてゲネサレを去り、十二弟子を伴うて異邦の旅に出てから、北に上って遠くフェニキヤのツロ、シドンまで、それから東にまわってデカポリスに出で、南に下ってガリラヤの海辺に立ち、ダルマヌタに渡り、また北に引っ返してベッサイダ、さらに北上してここにピリポ・カイザリヤまで、ずいぶんと彷徨したものだ。今この異教の町に立てば、わが思いは遠くエホバの宮の建つエルサレムに馳せる。我はエホバの使命を受け、イスラエルの救主として遣わされたのだ。