후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
宗教生活はできなくても、信仰生活はできる。
しかしながらカイザルが人より良心を要求したりとせよ。ローマのカイザルは実際に己を神と称し、己の像を立てて礼拝を強要したのである。かかる場合、カイザルを拝せざる者は財産を没収するというならば、財産を差し出せばよい。財産は物質的富として、カイザルの権威下に立つものだから。また身体を焼き殺すというならば、身体を差し出せばよい。身体もまた物質的な存在として、カイザルの権威下にあるものだから。しかしかかる場合にもたましいは神にのみ帰属せしめることができ、またそうしなければならぬのである。
古来教会と国家との関係は理論的にも実際上にも多くの困難な問題を惹起した。それは教会が性質上カイザルに帰すべき物質的財産を教会の所属として要求したること、に基づいたのである。事実問題として、社会生活の全領域にわたって身体および財産はカイザルの権威の下に置き、たましいの自由は純粋にかつ直接に神にのみ帰属せしめる時、「神とカイザル」という外見的ディレンマは解消するであろう。納税問題しかり、兵役問題しかり、刑事問題しかりである。この点においてもイエスの神観は機械的でなくして実際的である、公式主義でなくして生きた自由をもっている。