일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

そして祭司長らの告訴は、同じく宗教的指導者としてのイエスに対する嫉妬反感に基づくものであることを、彼は容易に看取しました(一五の一〇)。宗教講演において、腐敗せる国民は滅びよと叫び、葬れと言ったとて、それが政治的意味をもつ語でないことは、凡庸の俗吏にもわかることです。ただ個人的なる嫉妬憎悪が、事を大きくするのです。総督ピラトはイエスに何の悪事をも認めえず、彼を釈放したいと思った。しかしユダヤ人の抗議が猛烈であって、これを鎮めるのは容易なことではなさそうであった。たまたまイエスがガリラヤ人であることを知った彼は、これはガリラヤの方伯ヘロデ・アンチパスの管轄だと言って、おりからエルサレムに滞在中のヘロデのもとへイエスを回しました(ルカ二三の六、七)。これは洗礼者ヨハネの首を刎ねたあのヘロデであって、イエスの出現を聞いて、「バプテスマのヨハネが死人の中より甦ったのだ。だからこれらの能力がその中に働くのだ」と言ったあいつです(六の一四)。彼はかねがねイエスを薄気味悪く思って怖れていたが、一面その人物と奇蹟とを一見したいとの好奇心をいだいていた。しかしイエスは用心してこの「狐」