일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

と礼をなし始め、また葦にてその首をたたき、唾し、ひざまずきて拝しました。実にばかにしきった、侮辱の行為であります(一五の一六―一九)。

紫は王者の色で、皇帝や王は紫色の衣を着た。マタイ伝では「赤色の上衣」となっている(二七の二八)。ローマの軍隊は赤い色の服を着けたというから、たぶん紫がかった赤い色の兵卒の上衣を取って、イエス様に着せたのでしょう。

それからローマの皇帝は凱旋の時など、勝利の名誉を公衆の前に示す機会に、月桂樹の冠冕をかぶった。その真似をして、茨の冠冕を編んでイエス様にかぶせたのです。

葦というのは、マタイ伝を見ると、葦を右の手に持たせたとある(二七の二九)。皇帝や王はその権力の表徴として笏を手に持った。そのまねをし、その辺に生えていた葦を折って手にもたせ、「ユダヤ人の王安かれ」と、嘲弄の挨拶をしてからその葦を取ってイエスの首をたたき、その顔に唾したのです。ある人の書いた『新約聖書に表われし軍人』という本の中に、ローマの軍隊がキリストを十字架につけたのは命令によって職務を執行したにすぎず、イエスに対する悪意があったのでない、と弁護しているが、何のそんなことがあるものか。