후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
イエスの悲哀の中には、母や兄弟姉妹の無理解がたしかに含まれている。彼に家庭はなかったのです。
しかし理解は完全でなかったけれども、やはり母は母です。マリヤはイエスを愛して、十字架の下までついてきた。そしてここまでついてくるには、イエスに対する彼女の理解がしだいに養われてきたものと見なければなりません。イエスは十字架の上から、この老いたる母をあわれみ給いました。ことに彼女のたましいをあわれみ給うた。彼女の身の世話をするだけのことなら、彼女の生んだほかの子供たちもいます。けれども彼女のたましいを養い、信仰を育てて行く者は、このヨハネのほかにはない。――こうしてイエスは母を愛弟子の手に託し給うたのです。注解者の想像によると、イエスの一家とヨハネは親戚関係があったといいますから、もしさようなら、ヨハネに母を託したのはいっそう自然なことでありました。こうして見ると、母をヨハネに託されたことは、ただ子としての扶養の義務を果たされただけでなく、やはりイエス様でなければできない、母に対する最も深い愛が示されているのです。母のたましいを愛して、そのためにおもんぱかるにまさる孝行はありません。