일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

行く水は手をもて招いても振り向かない。およそ戦意を失い未練に駆られて離散逃亡し始めた兵の足を、ふたたび軍旗の下に呼び帰すことはどんな名将でもできないことである。もう手を拱いて見ているしかない。

「万事休す」

関羽のすがたは冷たい石像のように動かなかった。残る将士は四、五百に足らない有様だ。しかし関平と廖化とは、

「何とかして活路を見出したいもの」

と、わずかな手勢をまとめては敵の囲みを奇襲し、ようやく一方の血路をひらいて、

「ひとまず、麦城まで落ちのびましょう」と、関羽を護って、麓へ走った。

麦城はほど近い所にあった。けれどそこは今、地名だけに遺っている前秦時代の古城があるに過ぎない。もちろん久しく人も住まず壁石垣も荒れ崩れている。

「時にとって、五百の精霊が一体となって立てこもれば、これでも金城鉄壁といえないことはない」

ここへ入って、廖化がそう士気を鼓舞すると、関平もまず自ら気を旺に示して、

「そうだとも。未練な弱兵はことごとく落ち失せて、ここに残った将士こそ篩にかけられた真の大丈夫ばかりである。一騎よく千騎に当る猛卒のみだ。兵力の寡少は問題でない」

と、あえて豪語した。