후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
「そんなに神効があるものなら呼んでみよう。早速、計らってくれい」
病人は眸に希望をかがやかしてそう命じた。華は早速使いを走らせ、魏王の名とその勢力をもって、遠く金城の地から夜を日に次いで華陀を洛陽へ招きよせた。
華陀は到着すると、その日のうちに登殿して、曹操の病間へ伺候した。そして慎重に眼瞼や脈をしらべて、
「これは風息の病にちがいございません」と、診断した。
曹操はうなずいて、
「そうあろう、予の持病は、偏頭風とか申して、それが発作すると、無性に頭が痛み、数日は飲食もできなくなるのが常だ。せっかく名医に来て貰ったことだから、なんとか、その持病を根治する方法はないだろうか」
「さよう……」
と、華陀はちょっと難しい顔をして考えこんでいたが、ややあって、
「ないこともありません。けれど非常に難しい手術を要します。ご持病の病根は、脳袋のうちにあるので、薬を召しあがっても、所詮、病に何の効もないのです。ただ一つの方法は、麻肺湯を飲んで、仮死せるごとく、昏々と意識も知覚もなくしておいてから、脳袋を解剖き、風涎の病根を切り除くのでござります。さすれば十中の八、九は、根治するやも知れません」