후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
と、いった。
玄徳の推察は過っていない。実に黄忠はその通りな気もちで、わずか十騎をつれて、敵中に一働きして見せんと、途中、味方の夷陵の陣地を通った。
馮習、張南が、見かけて、
「老将軍、どこへ行くのか」と、たずねた。
黄忠は、慨然と、帝の述懐を物語って、
「帝は賀春の席で帷幕みな多くは老い、物の用に立つものが少ないと宣うた。それがし、年七十にあまれど、なお十斤の肉を啖い、臂に二石の弓をひく、故に、これから呉軍に一泡ふかせて、帝の御心を安んじ奉ろうと思うのでござる」と、馬からおりもせず答えた。
「老人。それは無茶だ」
張南は極力なだめた。それこそ年寄りの冷や水といわないばかりに。
彼は諫めていう。いまや呉の陣は去年とは内容が一変している。若い孫桓を後方に下げて、前線は、新たに建業から大軍をひきいてきた韓当、周泰など老練を配し、先手には潘璋、うしろ備えには凌統、そして呉随一の戦上手といわれる甘寧が全軍をにらんで遊軍という位置にある。しかもその数、十万という新鋭。そんな所へわずか十騎をつれて何しに参られるか、と教えかつ大いに笑った。
しかし黄忠は耳にもかけず、其許たちは見物してござれ、と一言云い捨てて行ってしまった。