일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면

아오조라 문고

「以後、関内侯に封ぜん」と、いった。

楊阜は、かたく辞して、

「冀城に主を失い、歴城に一族を鬼と化し、なお馬超は生きている今、何の面目あって、身ひとつに栄爵を飾れましょう。恥かしい極みであります」

と、恩爵をうけなかったが、かさねて曹操から、

「ご辺の進退、その謙譲。西土の人々、みな美談となす。もしその忠節を顕わさなければ、曹操は暗愚なりといわれよう。栄爵はひとりご辺を耀かすものではなく、万人の忠義善行の心を振い磨く励みとなすものであることをよく察せよ」

と、いうことばに、楊阜もついに否みがたく、恩を拝して、一躍、関内侯の大身になった。

×     ×     ×

さて、馬超とその部下、馬岱、※(「广+龍」、第3水準1-94-86)徳などの六、七名は、流れ流れて漢中にたどりつき、この国の五斗米教の宗門大将軍張魯のところへ、身をよせた。

張魯に年頃のむすめがある。張魯の思うには、

「馬超は世にならびなき英傑といってよい。年も若いし、彼女を馬超にめあわせて、張家の婿とするときは、漢中の基業はまさに確固なものとなろう。そして、将来の対蜀政策にも強味を加えることはいうをまたない」