일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

伸子は、そういう現象から逆に帰納して、社会主義の計画生産の意義をうけいれているのだった。

一九二七年の十二月に初雪のふるモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)へついたときから、十数ヵ月の間、伸子はいたるところに――首府であるモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)市内ばかりでなく、石油のバクー市でも、石炭のドン・バス地区でも――そこに工業化、電化というスローガンがかかげられてあるのを見つづけた。農村の集団化とともに。伸子のあいまいな知識に「五ヵ年計画」は、それらのスローガンの延長のようにも映った。或は、いくつかの連続したスローガンが順次にかたまって、その一点へ来て強い光りを放ち出した、という風にもうけとれていたのだった。

茶色に古びたパリの大きい部屋の隅に漂着したふる船の中から小柄な上半身をおきあがらせているようなどことなくユーモアのある姿で、野沢義二は蜂谷良作と話している。

「僕なんかにでも、今のような国際経済の事情になってみると、五ヵ年計画の意味ってものが、いくらかのみこめて来るようだな」

頭に黒いキャップをかぶって部屋着をきた野沢の話しかたは、せき立たない考えの展開にしたがって、言葉を一つ一つ、それぞれの場所に置いてゆくような静かな的確さがあった。