후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
マヤコフスキーは、特別大きい額と特別大きい燃えるような眼をもって、こんなにいつも先をいそいで歩いていたのだ。爪先がへって、鋲をうちつけなければならないほど。――
一九一七年から十年の間、マヤコフスキーはおそらく一刻もおくれまいといそいで歩みつづけたのだった。革命の速度におくれまいとし、社会主義の建設におくれまいとして。マヤコフスキーは、おくれないばかりか、常に歴史の先頭に立つことを自分にもとめて来たのにちがいなかった。自分のすべての詩が、たたかう階級の詩であるという確証をもって生きようと欲していたのだったろう。
だけれども――伸子は、メイエルホリド劇場で観た彼の諷刺劇「風呂」の空虚さを想いおこした。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)には、幾足もの靴をもっている人というのはない。おそらくマヤコフスキーのこの靴が、爪先にうたれている鋲の音をかすかにカタカタさせながらメイエルホリドの舞台の上を、精力的に歩きまわったことだろう。「左翼戦線」を「革命戦線」とし、ロシア・プロレタリア作家同盟に参加するために、この靴はどんなにいそいでモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の冬から春への鋪道を歩いたことだろう。