후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
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――わたしの愛の小舟は難破した――
そのすべての意味が、伸子の心を貫いて閃くようにのみこめた。マヤコフスキーが、こんなにいつもいそぎつづけて、はげしく進むソヴェトの事業の第一列よりも猶先へ立とうと力をつくして生きたにもかかわらず――いいえ、そうではない、彼が詩人らしい正直さと情熱で自分により高い任務をさずければさずけるほど、彼の革命的抒情詩の骨格であるシムボリズムとロマンティシズムが、重荷になって――いそいでもいそいでも、あるいは、いそげばいそぐほど自分から抜け出ること、自分を追いぬくことのまどろっこしさに辛抱しきれず、マヤコフスキーは、革命への愛、民衆の建設への愛の小舟を難破させてしまった。
マヤコフスキーは、大きい誤りをおかしたと公的に云われていて、しかも伸子はその言葉に冷酷な非難を感じなかった。今夜工芸博物館にレーニングラードから来た作家たちの「文学の夕べ」が開かれ、会場ではフェーディンが心をこめてマヤコフスキーの詩を朗読した。その詩は、エセーニンが自殺したとき、マヤコフスキーが書いた作品だった。詩は、なまなましい傷心と生の確信とが不思議な激情となってまじりあっているようだった。