일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

家具も直接的でパイプ椅子がおいてあるアパルトマンの室の天井は、思いきり低くて、風通しもよくなさそうだった。

「おや、これじゃまるで帝国ホテルだ!」

多計代のひとことが、泰造や伸子のうけた印象を率直にあらわした。内幸町の帝国ホテルの建てかたは、多計代の気に入っていず、泰造もすいていなかった。このアパルトマンの「最新式」は、要するに四階のところを五階にして、室数をふやしたための云いわけにすぎなかった。

伸子は、素子とつれだって、パリから一時間ほど郊外電車にのってアンギャンまで貸別荘を見に行ったりした。

貸別荘というのは、別荘の一部をかす、というわけで、つまりパンシオン式の食事つき貸室だった。家そのものは町の高みにあって、糸杉の生えた心地のいい庭園に面して露台のある広い室だった。別に、かりられる小室もあった。庭に面した広い室の露台に立つと、遠いむこうに湖の端がちらりと光って見えた。それは、そのおかげでその町が避暑地とされているアンギャンの湖であった。週末や、近づいている七月十四日祭の夜は、夜明け近くまで湖畔のパゴーラから音楽がひびき、踊る人々のさざめき、笑う声などが水の面をわたって、対岸の丘の中腹にあるその家の露台まできこえて来るのだろう。