일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

夏のパリの郊外らしい風情が想像された。

しかし、それも現実には多計代向きと云えなかった。パンシオンの食事にあきて多計代はきっと日本食をほしがるだろうし、そのために市内へ出るにしても、ここではタクシーがなかった。タクシーのないことは、泰造もここでは暮せないことを意味した。

あと二日で七月十四日祭だという日の午後、やっと、多計代たちがアンテルナシオナールから引越せる目あてがついた。ブルヴァール・ペレール四七番の四階にアパルトマンが見つかった。客間、食堂、寝室、それにつや子の居間にうってつけの可愛い更紗ではったディヴァン・ベッドつきの小室があった。厨房、浴室、家具、食器つきで、一ヵ月二千フラン、三ヵ月前払い。それは日本の金で一ヵ月二百円足らずだった。同じ建物の三階にピアニストの河並博義が三年このかた暮していた。四階の一廓がとれたのも河並博義の口添えだった。一層好都合なことに、もうじきアルプスへ避暑にゆく河並が出発したら、これまで河並の台所をやっていた通いの手伝が、佐々の家族のために働いてもいいという条件が加わった。

いよいよ、そこをとりきめるという日、はじめて和一郎夫婦もつれだって同勢七人がペレールへ行った。