후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
ベタニヤにはイエスの特に愛し給うたマルタ、マリヤ、ラザロ三人姉弟の家があり、またイエスのために宴を設けたまえに重い皮膚病を患ったシモンの家もあり、なじみの深い村であります。したがって弟子の顔も村人に知れていたに違いない。ことに過越の大祭の季節であって、イエスの上京も期待せられていたことでありますから、「先生の御用だ」と言えば直ぐに意が通じて、格別怪しむこともなく、求めるままにいまだ人の乗ったことのない子驢馬を貸してくれました。
イエスが驢馬に乗られたのは、都入りの威容を張るための芝居気から出たことではありません。直接には、足がくたびれたからでしょう。しかしこのきわめて自然な卑近な行動の中にも、重要な象徴的意味が含まれたのです。旧約聖書を知るほどの者は、この際誰でも連想する預言の言葉がある。すなわちゼカリヤ書の九章に、
シオンの女よ、大いに喜べ、エルサレムの女よ、呼ばわれ、視よ、汝の王汝に来たる。彼は正義して救拯を賜わり、柔和にして驢馬に乗る、すなわち牝驢馬の子なる駒に乗るなり。我エフライムより戦車を絶ちエルサレムより軍馬を絶たん、戦争弓も絶たるべし、彼国々の民に平和を諭さん。