일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

神が歴史を指導するというのは、人の経営に対して大方針を授け、この方針に背馳する経営をば是正するとの意である。人が歴史を営むには、神の正義を実現すべしとの根本方針が与えられている。よき葡萄を結ぶことは、葡萄園の自明の目的であり、農夫たる者の自明の任務である。神は預言者を遣わして、イスラエルよりよき葡萄を要求し給い、最後のイエス・キリストを遣わし給う。しかるに農夫がキリストをも殺すことによって、神は他の者(ローマ)に葡萄園を与え給う。ローマもまたよき農夫たらずんば、これを亡ぼしてまた他の者どもに貸し与え給う。ついにキリストの再臨によりて神は人類の総責任を問い、葡萄園をばキリストの経営に付し、キリストは善き葡萄を収めてこれを神に帰し給うのである。神はその立て給える歴史の目的を執拗に維持し、地上の葡萄園をば神の国たらしめるまでは安息し給わない。この意味において神は歴史を指導し、また歴史に目的があるといえるのである。要するに神の歴史指導は道徳的であって、機械的ではない。何年何月何日何国何地点で何国軍隊と何国軍隊が衝突する、というようなことを、神があらかじめ規定せられるのではない。