후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
と言い給えるは真なり。「心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また己のごとく隣を愛する」は、もろもろの燔祭および犠牲に勝るなり。(一二の三二―三三)
と申し上げて、イエスの神観並びに律法観に対する共鳴を披瀝しました。これによって、一方では律法の枝葉末節に捕われ、角を矯めて牛を殺す頑固派のパリサイ人を退け、他方では燔祭および犠牲、すなわち神殿の形式的礼拝を重んじて、唯一なる神に対する霊的礼拝と隣人に対する道徳実践を離れるサドカイ人を排したのです。この学者はパリサイ人中最良の分子であったと見えます。イエスもその聡明を認めて、「汝神の国に遠からず」とお賞めになりました(一二の三四)。これは非常な賞賛であるとともに、深い教訓を含んだ御言です。「汝神の国に遠からず」でありまして、神の国に入っているわけではない。もう一歩だ、そこを考えなさい、というのです。似たような場合に、イエスは一人の教法師に向かい、「汝の答は正し。これを行なえ、さらば生くべし」と諭し給うた(ルカ一〇の二八)。答案としては満点である。しかし人生の目的は神の国について知ることではなくして、神の国に入ることであり、神の国に入る条件は知識ではなくして実行である。