후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(七)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 371,916자 · 744화면
華陀は天下の名医です」
と、しきりにすすめているのだった。
病人も意をうごかして、
「名医華陀の名はつとに聞いていた。沛国郡の産で、以前、呉の周泰を療治した者ではないか」
「よくご存知でいらっしゃいます。仰せの通りの人物で、彼の手にかかって癒らない病人はない程にいわれておりまする。臓を患い、腹腑を腐らしたような重病人も、麻肺湯を飲ますと、須臾の間に昏睡して、仮死の状態になります由で、すなわち彼は、刀をとって、腹を解剖き、臓腑を薬洗して、たちまち元のように収め、糸をもって傷口を縫うに、二十日を経ずして、まったく快癒した例などもあるそうでございまする」
「ふふむ……そんな荒療治をいたすのか」
「いやいや、その間、病人は少しも痛みを覚えないと申しまする。またこんな例も聞きました。甘陵の相夫人ですが、妊娠して六月目の頃、どうしたのかひどく腹痛がして苦悶三日三晩に及んだのを、華陀に診てもらったのです。華陀は脈をみるとすぐ、ああこれは惜しい、孕まれたのはせっかく男子らしいが、食毒にあたってすでに腹中で絶命している。いま癒さなければ母命も危ういところだろうと、すなわち、調薬して病人に与えると、果たして男胎が下り、夫人は七日を経てもとの体にかえったそうです」