후리가나로 읽는 일본 고전
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じけいろく
自警録
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면
第十五章 逆上を警む
世界の耳目を集中さした共和党の大会
ものとの意である。
最初に掲げたローエルの神のみ価なしに得られるというは、神は金銭で買うことが出来ぬというのである。前にいった轎夫の賃銭は金銭で計算されるが、壮丁の僕に対する好意は金銭をもって換算できぬものである。しかしてこれが一番貴重なる務めである。こういう価なしに務めるものがあればこそ、旅行中にも雨曝しの難を免れる。こういう心がけのものが多ければ多きほど、人生なる旅路は真の快楽幸福を増すものである。
第十五章 逆上を警む
世界の耳目を集中さした共和党の大会
大正元年の夏のころ、僕は米国に滞留していたが、そのころ日本の新聞通信にも顕れたことで、シカゴ市における共和党の大会は近年にない大騒ぎで、独り米国の一大出来事たるのみならず、世界の視聴もことごとくシカゴ市に集中した。僕はシカゴまでは行かなかったが、直接または間接に関係ある人の話を聞いたり、新聞の報道を読んだりして、いかに人心が荒やいでほとんど狂するごときさまなるかを見て、これが日本であったならば抜刀騒ぎになるであろう。
米国においてもせめて、拳骨ぐらいの喧嘩があるであろうと、大会の閉会になるまで、好奇心をもって種々の新聞に眼をくばっておった。