일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면

아오조라 문고

一人前の人と一人前の業

ノルムと平均とを同じように用いても差し支えないこともあろうが、平均は実在的現象を測るもので、ノルムは実際経験の後、誰れいうとなく、十目が見、十指が指して、一種の理想的標準を設け、物を測定するに用うるものであると思う。老子の有名なる語に、

「道の道とすべきは常の道にあらず」と。

これは種々に解釈されるが、平均とノルムとをもってしても解釈の一法となし得はせぬか。人が普通に道というのは実測上のすなわち平均の道というので、常の道というのはノーマルの道をいうのであろう。さすれば同じく平均だけの仕事をするものをもって一人前の任務を終えたものとみなすことが出来ようか。僕はかくのごとき問題で長く頭脳を痛めたが、恥ずかしいことにはこれを自己に応用して問題を解決し得なかった。しかしてこれは今もなお出来たとは断言しがたい。

一人前の人と一人前の業

この問題を提出したならば、何人もそれは国柄や年齢にもよろうし、社会の位地職業等にもよろう。五十歳の男と二十歳の青年と同一にこの問題に当つることは出来ぬというであろう。一人前の業を客観的に一定することが出来ればまことに気が楽であるが、とても諺にあるごとく、