후리가나로 읽는 일본 고전
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じけいろく
自警録
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면
第二十六章 理想の実現は何処
犬車の前に垂れ下げた肉片
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらんはなこそ散らめ根さへ枯れめや
とあるごとく、単に植えさえしておけば、秋のない年はいざ知らんが、いったい一年間に秋のなきはずはないから、必ず秋がくるに相違ない。その秋がくれば、草木の性質として花を咲かす機会到来は必定。けだし去年の花は縦しまったく散り了っても、根さえ枯れずに健全なれば。
第二十六章 理想の実現は何処
犬車の前に垂れ下げた肉片
僕がヨーロッパ旅行中、ベルギー、オランダ、ドイツなどでしばしば見たことがあり、また日本でも大和辺あるいは東京でもときどき見る犬車というものがある。すなわち犬に曳かせて荷を運ぶ小さな車である。これは犬の使用法として理想に適したものとは思われぬ。犬というものはその肩骨の構造から考えても、車を曳くようにできておらぬが、とにかく方々で行われている。
ヨーロッパのある都会では小僧が車に乗り、犬に曳かせて用を達している。しかるに犬が空腹になるとなかなか動かぬ。擲っても叩いても動かない。このときに肉でも与えると動きだす。そこで悪戯の小僧らは、自分が車の上に乗り、乗ったまま棒の先に肉をつけて、車の上から犬の鼻さきへぶらさげる。