일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면

아오조라 문고

男伊達の行為よりもその精神を酌め

人は軟骨動物ではない。愛とは単に老牛が犢を舐むるの類に止まらぬ。しかしてこれは啻に男子にかぎらず、女子においてもまた然りである。

今より六、七十年前、英国の思想家のあいだに基督教の柔弱に流るるを憤慨して、いわゆる腕力的基督教を主張したものがあった。この事業に従った主なる人には文豪キングスレー、大説教家モリース、『トムブラオン』の著者として有名な裁判官ヒュース等があった。もちろんこれら一派の紳士は腕力を縦にしたのでなく、基督の仁と称するは決して悪き意味における婦女子の愛のごとき猫可愛がりでないと説いた。そして彼らの腕力は一時ロンドンに響いたものである。ヒュースのごときは身は裁判官でありながら、ロンドンのちまたに喧嘩があると、職務柄の礼状を発することなく、みずからその渦中に飛びこみ、「サアここにヒュースが来た、ヒュースの拳骨を知らぬか」と名乗り、もってしばしば喧嘩を仲裁したという。彼らはまさしく男一匹の心持で活動したのである。わが国にていえば、まず男伊達の趣を備えた人である。

男伊達の行為よりもその精神を酌め

わが輩はつねに男伊達の制度を景慕する者である。