일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면

아오조라 문고

怖気の根本的矯正は自信自重にあり

ゆえに僕は怖気る人に対し特筆して注意したきことは、相手の人を疑うことなかれ、相手の人に好意をもってすれば、彼らもまた君に対し好意を懐くものであると。

怖気の根本的矯正は自信自重にあり

右に述べたのは相手を信用してかかれという意味であるが、これに相伴って必要な一つの覚悟があると思う。それは他人のことに関せぬ自分自身の態度である。いかに他人が自分に対して好意があるだろうと信ぜんとしても、自分の心に暗いところがあれば、みずから信ずる念が乏しくなり、したがってまたみずから重んずる念が欠ける。しかしてみずから重んぜざる人がいかにして他人より重んぜられようか。人爵的の軽重ならばいざ知らず、心より発する尊敬などは自ら重んぜざる人に払うものはあるまい。

ゆえに人を信ずるに先だち、自ら信ずる念がなければならぬ。みずから信ずるというは自分に暗いところがない、よし他人が自分を信ぜなくとも、自分は独立しても世を渡る、またいかに他人が自分を疎んじても、我はあくまでも自ら重んじて、所信を貫くという、みずから潔しとするところがなければならぬ。僕がしばしば引用する Be just and fear not(正を守りて怖るることなかれ)というはすなわちここをいったのである。