후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
この二つがここを我々が通り抜けるに非常な困難を感じたわけである。イエスの伝記を解釈する困難は、言葉の意味とか内容とかのむずかしい所もありますが、やはりイエス様の生きられた、歩まれた心の動きのいちばん深い所に触れなければならない時に、いちばんむずかしい。でさきほど言いましたごとく、十三章のお話はイエスが苦しまれた所、かのゲッセマネの園の祈りの心をもって言われてあるから、祈りの心をもってこれを読まなければ一歩も前へ進めないわけなんです。ゲッセマネの園で、「いたく驚き、かつ悲しみ」て祈られたイエス様の気持が、十三章のお話の中にこもっていると思う。
このイエス様の悲しみ、悩みの中には、個人的のこともあるし公のこともあるし、それが別々なことでなしに、一つこととなって心を押えつけている。公のことは何であるか。エルサレムの神殿が崩され、自分の国が滅ぼされてしまう、大きな審判が神から与えられるという悲しみである。それから個人的のことを言えば、自分はこういう目にあう、それから愛する弟子たちの上にもこうこういう運命が待っている。そしてイエスが棄てられ十字架にかけられるということと、エルサレムの石が崩され国が滅びるということと、切り離すことができないことである。