일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면

아오조라 문고

おそらく僕の精神発達のいまだ幼稚なるを証するのではあるまいかと、自ら疑うことが多いと告白したところが、かの文士は、それは君は心配するにおよばない、ドイツ人のうちにも、今日なおシラーを推して、思想においてははるかにゲーテに優るものなりと称嘆する者はけっして少なくない。むしろシラーを好んで読む者は、精神未熟といわんより理想高き性格の高潔なるを証するものだ、といって僕を慰めてくれたことがあったが、かくいえば、あるいは新渡戸の奴めが自分の不足なるところを、態よき言葉を用いて隠蔽し、暗に自慢するごとくに聞こゆるでもあろうが、正直に自白すれば、近来になって僕もゲーテを尊崇するの念が、十年前にくらべて増してきた。

しかしてゲーテ崇拝の念の増すのは、さきの某文士の言によれば、あるいは自ら俗化して理想の光明が追々に薄らぐの譏りを受けるかも知れぬ。僕がここに話をすることは譏りを受ける受けないが問題ではない。自ら君子ぶるのを厭うがため、横道ながら注解的に右のことを述べて、再び本題に立ち返って話をすれば、年を追うに従って俗化する危険あるを思うがゆえに、努めて幼少の時に描いた理想を養うことは年々歳々枯れゆく心の色香を新たむるの道であろうと信ずる。