일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

救主としての凜乎たるイエス様の自覚は、弟子をはじめ周囲の人々の目にも映じました。しかし彼らはこれを表面的に、浅薄にしか解しなかった。くり返しての御教訓にかかわらず、これからイエス様がエルサレムに入ればたちまちローマの政治的支配は終わり、イスラエルの政治も宗教も経済も復興して物質的幸福が得られるだろうとの期待をば、十二弟子すらなおいだいていたでしょう。いわんや一般群衆は、いまや何か驚天動地の大奇蹟が行なわれてイスラエル王国の復興が実現するかもしれぬ、という期待をもった。イエスは「驢馬に乗る王」として御自身を示されたのに、群衆は「軍馬に乗る王」として彼に期待した。イエスは柔和なる心を要求せられたのに、群衆は頑な心のままで国の復興を期待した。悔い改めざる心で王を迎える時、お祭り騒ぎの群衆心理が起こらざるをえません。ごらんなさい。弟子が鞍の代わりに自分たちの衣を驢馬の背に敷き、イエスがそれにお乗りになったのを見て、多くの群衆は熱狂してあるいは衣を、あるいは青葉のついた枝や草を道に敷き、イエス様を前後に取り囲んで大声に叫びました、

「ホサナ、讚むべきかな、主の御名によりて来たる者!